あなたは、価値が下がらない住宅を買う方法をご存知でしょうか。
これを知っているか、知らないかで、あなたの人生は大きく変わることになります。
お金は魔物。
簡単に増えるケースがあれば、簡単に消えていくケースもあります。
自分のお金を守るためには頑なな姿勢を相手に示すことが重要ですし、自分の資産を維持するためには勉強や調査も必要なのです。
家を買うときは資産価値が下がりにくいエリアの物件を買え!
結婚したあと、分譲マンションもしくは戸建て住宅を購入する時期がやってくると思います。
その場合は、地価が下がりにくいエリアの物件を買うことをお勧めします。
例えば、東京都内の会社に勤務するサラリーマンの場合、東京都内だけでなく、埼玉県や千葉県、神奈川県も含めた通勤圏内でマンションもしくは戸建て住宅を探すことになると思います。
しかし、どの場所でも良いわけではありません。
不動産を購入したあと、10年後や20年後に資産価値がどのように変化していくかを見通したうえで購入するエリアを選ぶことが重要です。
具体的な場所は、東京都の都心3区と呼ばれるエリアならば、資産価値が下がる確率は低いといわれています。
港区、渋谷区、千代田区です。
日本は人口減少社会ですが、これらの東京都心地域については人口流入が継続するため、人口が増加し続けるという予測が専門調査機関から出されているのです。
そして、地価が下がりにくいエリアで、住宅を購入すれば、仮に将来、勤務先の会社をリストラされた場合でも、住宅を売却すれば当面の生活資金を確保できます。
新築での購入時と同じ価格、もしくは高い価格で売却できるからです。
一方、例えば埼玉県さいたま市の大宮駅よりも北側に立地するエリアの新築住宅を購入すると、高い確率で、築年数が経過するとともに資産価値が減少していきます。
新築分譲時は4000万円の価値があった住宅が、20年後は1500万円の価値しかないケースも稀ではありません。
このようなエリアに不動産を買ってしまった人の場合、将来、なんらかの事情で生活苦に陥ったときに生活資金の確保に困ってしまうことになります。
資金繰りを解決するために住宅を売却しても、住宅ローンを完済できないことすらあるのです。
このため、資産価値が下落しないエリアを選ぶことは、重要なのです。
友人にお金を貸すときでも契約書を交わして担保をとること
社会人になって収入を得るようになると「お金を貸してくれないか」と依頼をしてくる友人が現れる確率が高いです。
しかし、できるだけお金を貸すことは断ることをお勧めします。
そして、やむを得ずお金を貸さざるをえないときでも、口頭で返済期日を決めたり、口頭で利息を決めるだけでお金を貸すことは止めるべきです。
相手が親しい友人であってもお金を貸す場合は、契約書を作り、返済期日と利息と遅延損害金を定め、さらに担保の設定をすることを強くお勧めします。
契約書を作ったほうが良い理由は、お金を借りた相手が友人だからといって、お金をきちんと返済しない人物が多く存在するためです。
契約書を交わすメリットとしては、お金を貸した相手に対して、返済の督促をすることが可能となる点にあります。
契約書には返済期日が明記されていますから、返済期日までにお金が戻ってこなければ、弁護士を通じて返済を督促することができます。
また、お金を貸している期間について、友人が所有している自動車などの資産を担保として設定していれば、強制執行をおこなうことも可能です。
担保として設定した友人の自動車を回収し、これを転売することによって貸したお金を回収するのです。
契約書という文書は、訴訟をおこなううえでの証拠書類です。
そのため、お金を貸す相手が友人であっても、契約書を作ることと、担保をとることは重要です。
とくに、数万円以上の金額を貸す場合には、契約書は作ったほうが良いです。
貯金をしても資産は増えないよ
社会人になったら、自分の金融資産を増やすために、さまざまな金融商品を勉強することをお勧めします。
社会人として働きだすと、毎月給料をもらうようになります。
そして大半の社会人は、給料の一部を貯蓄にまわすように心がけるようになると思います。
しかし、いまの日本は超低金利社会です。10年物国債の金利が1%を大幅に下回っています。
このため余ったお金を、銀行などの定期預金で運用するだけでは、金融資産はほとんど増えません。
そのため、銀行預金以外の運用方法を勉強する必要があります。
株式投資を始めるときは勉強してからトレードすること
資産運用の手段として有名な方法は、株式投資です。
これには不動産REITへの投資も含まれます。
これらの金融商品としての特徴や、どのようなタイミングで投資を実行すれば、資産運用に成功することができるかを勉強することは有益です。
株式投資とは、それぞれの上場企業の価値を買う行為です。
しかし、いつどのタイミングで投資をしても利益を得られるわけではありません。
株価が上昇しきったタイミングで投資を実行してしまうと、損失を被る確率が高いです。
ポイントは「株価が低い時期に投資を実行し、株価が高い時期に利益を確定する」ことです。
そして重要なことは、他人の話には乗らないことです。
テレビやラジオの経済番組を見たり聴いたりし、あるいは投資雑誌を読むと、多くのアナリストや株式評論家と称する人物たちが「株は買い」とコメントしています。
あるいは「2ヶ月後に買うと良いでしょう」などと言うときもあります。
基本的に、メディアや投資雑誌に登場する人たちは、「いまは株を売るタイミングだ」とか「いまは株を買ってはいけない」などと発言しません。
多くのアナリストは証券会社などの金融機関の社員ですし、株式評論家は証券会社が主催するセミナーの講師として招かれることが多いのです。
そのため、証券会社の主要な売上高である売買手数料が減少するような発言はけっしてしないのです。
これを踏まえ、株式投資を始めるうえでは、まずは初心者でも理解できる入門書を読んで、株式投資について勉強することをお勧めします。
そして、投資のタイミングとは、どのような時期なのかを理解できてから、株式投資を開始することをお勧めします。
おいしい話には乗らないこと
社会人になると、以前の友人や知人、もしくは会社の同僚たちから「簡単に儲かる話」を聞かされることがあります。
しかし、そのようなおいしい話にはけっして乗ってはいけません。
例えば、東南アジアでのマンション投資や、ワインへの投資という例があります。
しかし、ほとんどの日本人は東南アジアの不動産事情には詳しくありませんし、ワインの価値を知る人間も少ないと思います。
また、東南アジアのどの都市の不動産価値が、これから上昇していくのかを的確に判断できる日本人は少ないと思います。
さらには、これから価値が上昇していくワインとは、どのようなワインなのかを知る人間は限られていると思います。
このため、自分の知人から「〇〇を買えば儲かる」といった類の話には乗らないことを強くお勧めします。
自分の能力で、儲かるか否かを判断できる金融商品にのみ、投資を実行することが重要です。
そして、投資に失敗した場合でも、残りの残金をきちんと自分の力で回収できる金融商品に投資することが重要です。
まとめ
社会人になると収入を得られるようになる半面、お金にまつわるトラブルに巻き込まれることもあります。
また、資産が大幅に増えるといった誘惑に乗せられるケースもあります。
これらの出来事について、的確に判断できるようになることが重要です。
また、結婚後は住宅購入という人生の一大イベントも迎えます。
住宅を購入すべきエリアは、資産価値が下落しないエリアです。
住宅ローンを完済したころには、資産価値が3分の1となっていたという話もよくあります。
それでは何のためにローンを返済していたのか意味がなくなります。
住宅購入時は、事前にインターネットや専門書で入念な調査が必要です。